良いの?悪いの?亀岡市レジ袋禁止

良いの?悪いの?亀岡市レジ袋禁止

近隣の京都府亀岡市が2030年までに

「使い捨てプラスッチクごみゼロ」を目指す取組として、

市内の小売店でプラスッチク製レジ袋の使用を禁止する条例を制定して、

2020年度中の施行を目指すというニュースが昨年末に話題になりました。

これは、亀岡市の観光資源でもある「保津川下り」の船頭さん達が、プラスッチクごみが増えて保津川の景観が悪くなってきている状況をどうにかしたい!しないといけない!という保津川の清掃活動がきっかけで、環境全体を考え内陸部の自治体から海へ流れ出すプラスッチクゴミを減らそうという取組です。

今、世界的にも廃プラ問題は深刻な問題として取り上げられています。

特に、直径5ミリ以下の小さな廃プラ「マイクロプラスッチク」が海洋生物の生態系に大きく影響していると懸念されています。

こういった廃プラスッチクの環境への影響を考えて、私たちが出来る事から取り組んでいこうという姿勢は大切だとは思います。いや、何かしら絶対するべき行動だと思います。

しかし、亀岡市のレジ袋禁止という施策は、市民生活の影響を考えると良い影響もあれは、マイナスの影響もある諸刃の剣のようなもの。

市内小売店のレジ袋を禁止したところで、プラスッチクごみが無くなるわけでもない。

ただ、レジ袋のゴミが減るだけ。

レジ袋が無くなれば困る人もいる。

レジ袋が無くなっただけで廃プラ問題が解決するわけでもない。

これからの保津川の景観と、世界の海洋環境を良くしていこうということであれば、レジ袋を禁止にせずに少し高額なレジ袋の有料化などが落としどころでは無いかと思うし、廃プラ対策なら、もっと効果的な別の方法があるのではと思う。

まず、プラスッチクが人類の進化と生活において、かなり役に立っている事は言うまでも無いです。

自動車部品、飛行機の部品、我々の生活用品など欠かせない物です。

医療技術の進歩もプラスッチク製品のおかげだと思います。

プラスッチクは現代の人類の生活を守り豊かにしています。

しかし、その反面この記事の書き出しのように、自然環境に悪影響を与える物として、「人類の作り出した人類最大の迷惑な物」になっているのも間違いない事実です。

私たち日本人は、世界でも恵まれた生活環境で暮らしていると思います。

その生活に関わるプラスッチクは欠かせない物ですが、よく見てよく考えれば、本当に必要なプラスッチクの製品はどれだけあるのか。

逆に言い換えれば、過剰梱包や、過剰演出的なものなど、あまり生活に必要のないプラスチックの使われ方が目立ってしかたない。

豊かで遊び心を持った日本人、ユーモアも人の心をしあわせにするのはわかります。それが企業にとって利益になることも、それで生計を立てている方がおられるのも事実です。しかし、廃プラ問題として考えましょう。本当に必要な物でしょうか?

例えば・・・

「見た目は○○○に見えますけど、実は中身は○○○でした~」

とかいう、いわゆる若い子達が「かわいい~」とかいってしまう、かわいいグッズ

必要以上に手間とプラスッチクを使っているけど、中身を使用すれ残りは廃プラ

最小限のシンプルな容器にすればいいのにと思ってしまう。

例えば・・・

エコグッズとして売られている、大量のエコバック。

デザインが、かわいいからと目につくと何個も必要ないのに買ってしまう。

消費者が買ってしまうから、企業は「売れる」「儲かる」と製造し、在庫切れになったら売れ行きに影響するからと、余るほど生産する。余ればすべて廃棄。

廃プラ問題を考えるなら、プラスッチクの使い方を一から考え直すべきではないかと思います。「かわいいから」とか「儲かる」などの理由は廃プラ問題にはよろしくない。

しかし、そんなあまり必要でないプラスッチクを減らしても、レジ袋を減らしてもやはりプラスッチクごみは出ます。

では、どうするべきか。

プラスッチクと現代人類との関わりから考えると、

プラスッチクの再利用の促進と、廃プラスッチクの確実な処理

をするべきではないかと思います。

その為に、世界の国々、各国の自治体、民間企業が協力して、自分たちが生産、使用した廃プラに責任もって処理する仕組みを考えないといけない。

専門家でもない、ド素人の私が思いつく方法は

  • 無駄なプラスッチク製品を作らない
  • プラスッチクの処理は人類の絶対的な責任だと教育し意識を持つ
  • 廃プラスッチクの再利用を最大限に考え利用する
  • どうしても残ってしまった廃プラスッチクは埋めないで焼却処理をする

ですね。

とりあえず、プラスッチクの無駄を無くして、これからの地球環境を考えるなら、今ある廃プラを焼却処分して、廃プラの容積を小さくする。その後、焼却灰を適正に処理、利用すること。

最後に

保津川の景観と環境を蘇らすには

ごみを簡単に処理できる生活環境の整備と、個人へのごみ処理の意識付けをする方が効果的なのでは。

保津川下りの船頭さん達から始まった、川を綺麗にするという地道な活動が、世の中を動かして大きな動きになった。船頭さん達のすばらしい活動を無駄にしてはいけない。みんなが自分の事のように川のことや環境のことを考え、もう一度、身近なごみの問題を見直さないといけないと思う。

※絶対、私よりも頭が良くて、知恵のある方はたくさんおられるはずなので、何とか対策を考えて欲しいですね。