100%補償されない?!もらい事故後のトラブル【事故後の対応】

10:0の貰い事故にあいました。
事故後の対応ってどうすればいいのかな?
少し不安です。

この記事は、【貰い事故】をされた方の事故直後の対応と、事故後のトラブルを最小限に抑えるための対応を、私が経験したトラブルを元に記事にしました。
同じような貰い事故をされた方は参考にしたいただければと思います。

 

✔︎本記事の内容

・貰い事故の概要
・貰い事故後のトラブル(保険会社の対応)
・事故直後の対応
・事故後の対応
・普段から備えること
・まとめ
 

貰い事故の概要

事故の概要説明

・関係した車両は3台
【自車両、軽自動車(A車)、普通自動車(B車)】
・3台共に、ドライブレコーダーは無し
 

各車両の状況説明

【自車両】
前方の信号が赤のため前方の車両が停車。左側ガソリンスタンドより対向車線に右折で出ようとするA車が目に入った為、停車して進路を開ける。その前をA車が右折する為に通過、前方より走行してきたB車と接触し、停車中の自車両の右前方に飛んできて衝突。
【軽自動車(A車)】
自車両の前を通って、信号で停車中の前方停車車両の後ろから左側を目視で確認後、対向車線に右折。対向から走行してきたB車と左前方側面が衝突。衝突の反動で自車両の右前方に衝突。
【普通自動車(B車)】
自車両の対向車として、前方から走行中、自車両前方から対向車線に右折するA車と左前方が衝突。A車を弾き飛ばして自車両横を通過。衝突地点から約20mほど進んで停止。
 
各車両の損害状況

自車両の損傷状況
:右側前方破損、右側運転席ドア、右側後部座席ドア、右側後方フェンダー、外傷等身体の損傷はなし。

A車の損傷状況
:B車との衝突で左側前方破損、自車両と衝突で前方正面破損、運転者は右足軽症出血、血が止まりにくい体質の為、救急搬送

B車の損傷状況
:A車と衝突で右前方から右側側面破損、右前方タイヤハウスカバー損傷、右ミラー損傷、エアバック起動、運転者ショック状態で動けなくなり救急搬送。

いわゆる、サンキュー事故という事例です。

当方の対応としては、前方車両が信号待ちで停車したので、左側から出てきた軽自動車がいたので、道を譲って停車した一般的な対応かなと思います。

以上が、私が経験した貰い事故の概要です。

 

事故後のトラブル(保険会社の対応)

前項で説明した貰い事故で事故後、A車加入のM保険と示談交渉をすることになりました。

幸い私自身に怪我はなかったので、人身事故にすることもなく、今回の衝突で損傷したところを修理していただければいいですと、M保険の担当にお伝えしました。

痛くもないのに怪我をしたことにして保険金をもらうようなことは人としてできませんので、正直にM保険の担当者にお伝えしました。

 

後日、M保険担当者から連絡があり、今回の補償内容の説明がありました。

その内容が、

・右前方の破損箇所は修理
・右側運転席ドアと右側後部座席ドア、右側後方フェンダーは関連性が無いので補償対象ではない。理由は右側面の損傷は車両後方から前方に擦れたキズ。

自車両の右側面の損傷は、別事故のキズという見積もりでした。

別事故と言われても、自車両は初めての事故です。

右側面のキズは、今回事故でついた傷です。

納得がいかない事を、M保険の担当者に伝えると、再度検討するというこで期待したのですが、結果は同じ。決定事項なので右側面の修理はしないとの回答。

意義がある場合は、当方の自動車保険会社を通して申し出てくださいとの事でした。

M保険は、当方の話はどう頑張っても聞いてくれないので、当方加入の自動車保険会社に相談することにしました。

本来、10:0の貰い事故の場合、示談交渉は当方の保険会社(Z保険)は関与できないそうなのですが、Z保険に【弁護士特約】が付いているので、相談したところ担当者を付けて対応してもらえることになりました。

現在、示談交渉中です。

 

今回の事故で、全く関係のない損傷を修理して欲しいとは思っておりません。ただ、今回の事故で損傷した所だけを修理してもらいたいだけなんですけど、その主張をM保険は認めてくれません。

当方、Z保険の担当者の方に自車両を見ていただくと、間違いなく、前方から後方に何かが接触した損傷という事でした。

これが今、私が直面している【貰い事故】のトラブルです。

今回の事故のトラブルを回避、最小限にする為にはどの様な対応をすればよかったのか。

当方、Z保険の担当者に聞いた事、私が必要だと思った事を共有したいと思います。

 

事故直前の対応

怪我人の確認、救助などは当然の対応なので割愛します。

【写真を撮る】
これは私が後日思いついたことになりますが、現在は携帯電話などで簡単に高画質の写真を撮ることができます。

事故直後、落ち着いた時点で、事故現場の写真を細かく撮影しておけば良かったと思っています。

トラブルになった時の証拠が写っている場合があるからです。

しかし、事故の後、冷静に写真を撮ることができるかどうか。難しいことではありますが、意識しておきたいことです。

 

事故後の対応

【とりあえず医療機関で診断書をもらう】
事故によっては、体が痛くなくてもとりあえず、医療機関で検査をしてもらい診断書をもらっておくことが良いとZ保険の担当者から聞きました。

正直、どこも痛く無いのに人身事故にするようなことはしたく無いです。

しかし、今回の様な相手方の保険会社とトラブルになった時は、一つの対応の選択肢として、事故後、確か2週間以内に診断書を警察に提出することができます

診断書が受理されれば、人身事故の扱いになり、その事故を再検証してもらえるそうです。それは知り合いの警察の方も言っておられました。

再検証することで、再度詳しく車両の損傷状況などを調べてもらい、相手方の保険会社と訴訟になった場合に正しい主張が認められやすいそうです。

特別、体に異常が無いのに医療機関で診断書をもらうことに抵抗は感じます。

警察に診断書を提出することで、事故の相手が免許停止になるなどの処分を受けるかもしれません。その方の生活にも影響が出るかもしれません。

しかし、自分の正しい申告が認められず、損害が大きくなる事も避けなければなりません。

その様なトラブルを回避する為に、最終手段として【診断書】という選択になります。

診断書を警察に提出するしないは、当方の判断次第です。

ですので、事故後には必ず医療機関での検査を受けて診断書をもらうようにしましょう。

 

【丁寧な対応】
貰い事故の直後は、誰しもイラッとしてしまうと思います。

でも、そこは誰しも事故を起こしてしまうリスクはありますので、事故の相手や、事故後に連絡がある保険会社には、丁寧な落ち着いた対応をするよう心がけましょう。

特に激怒して荒い対応をしてしまうと、こちらの印象も悪くなり、相手方の保険会社の対応も頑固になります。

 

普段から備えること

【ドライブレコーダー】
今回の3台が絡む【貰い事故】で、どの車両もドライブレコーダーが付いていませんでした。

事故はいつどんな事故にあうかわかりません。

ドライブレコーダーはできる限り取り付けるようにしましょう。

ドライブレコーダーも保険の一部だと思った方がいいです。車を所有する上で必要経費と思ってください。

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【信頼できる保険会社】
信頼できる自動車保険会社に加入しましょう。

自動車保険は事故後のトラブルをできるだけさけ、事故の相手や自分自身の損害を補償してくれる会社です。

今回の事故で思ったことは、事故で迷惑をかけた相手に納得のいく補償を受けてもらえることが大切いだと思いました。

自動車保険に加入している目的は、事故の相手ともめる為に入っているのではありません。

当たり前の補償を当たり前にしてもらえる自動車保険会社を見極めて加入しましょう。

 

【安全運転】
これは当たり前のことですが、交通ルールをしっかり守って、安全運転をすることは事故のトイラブるを回避する最も必要なことです。

ハンドルを握る方は、もう一度そのことを自覚していただきたいと思います。

 

まとめ

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

車を運転する者として、誰しも事故は起こしたくないですよね。

安全運転をしていても、事故を貰ったりすることはあります。

そんな時、事故の相手を思いやる気遣いは大切だと思います。

でも、対応する自動車保険会社によっては、会社の利益優先の対応をしてくることもあります。保険会社も利益を上げなくては潰れてしまいますので補償にかける経費は抑えたいのはわかりますが、本当に必要な補償はしっかり見極めて行ってもらいたいです。

私たちが保険会社を選ぶ時の基準も、優秀で実績のある自動車保険会社を選択したいものです。

それは、被害者のためでもあり、自分自身のためにもなります。

貰い事故の対応で悩んでいる方、同じようなトラブルになりそうな方の参考になる記事になればと思います。

 

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