昨日、我が家の息子たちと話をしていた中で、
あひるの空がアニメ化されるという話を聞きました。知らなかった。結構前に決まっていたらしい。
44歳になる親父が言うのは少しカッコ悪い気がするが、今まで見てきたなかで一番好きな漫画である。
『あひるの空』
「あひるの空」
2004年、日向武史さんにより「週刊少年マガジン」で連載が始まり現在は50巻まで出ていて、完結していない?漫画です。実は、最新刊を勝っていないのでわからない・・・
累計2,400万部の売れている漫画。スラムダンクの1億2000万部には程遠いが、バスケットボールを題材にした漫画としては間違いなく人気があります。
物語の内容は・・・
九頭龍(くずりゅう)高校に入学した身長149cmの車谷空が、母親との約束を果たすためにバスケットボール部に入ろうとする。
でも、バスケ部は花園百春・千秋兄弟を始めとする不良達のたまり場になっていて部活動などできる状況ではない。
そんな中、バスケがしたくてたまらない車谷空はかつてバスケをやっていた百春、千秋にバスケットへの情熱をぶつける。そんな空の思いが届き2人は心動かされていく。そして空達のバスケット生活が始まる。
という話。
あまり詳しく書くと、これから読まれる方に申し訳ないので割愛させていただきますが、とにかく面白い。笑える場面有り、涙で読めなくなる場面有り。
漫画って描いている作者で選んだり、見出しの絵で選んだり、絵の好み、話の好み、いろいろあるけれど、とにかくバスケが好きな人には読んでもらいたい作品です。
あひるの空の世界観が好き
バスケ漫画と言えば、「スラムダンク」が有名すぎるほど有名で、44歳の私にとっても忘れられない漫画の一つ。年齢的にも、高校生のバスケ部時代に連載中の真っただ中。
スラムダンクと言えば、桜木花道、流川楓といったスーパースターのバスケ漫画で週刊少年ジャンプで連載していた。しかし、少しみんなと同じは嫌だった私は、月間マガジン連載の「DEAR BOYS」が好きで、月刊誌の漫画だったので毎月楽しみにしていた記憶がある。
どちらの漫画も素晴らしい作品で、スラムダンクに関しては、漫画をよんでバスケをしたくなった子供達が増え、バスケ部の人数が増えるきっかけになるくらい。いわゆる『スラムダンク世代』というやつ。
そして2004年に『あひるの空』の連載が、週刊少年マガジンで始まる。私もしばらく、その存在を知らなくて、ふと漫画雑誌を読むとやっていた漫画だった。
そして、自分の息子たちがバスケットを始めてしばらくしてから、子供たちに何かバスケの刺激になるのではないかと中古漫画を買って帰った事がきっかけで親がはまってしまったというわけ。
感想は、バスケ3作品の中で1番面白い。
あひるの空の世界観が1番好きになった。
3作品を比べてみれば、スラムダンクもDEAR BOYSも登場人物みんながスーパープレイヤー。日本の高校バスケの話なのに、ダンクシュートは当たり前。NBAプレーヤー並みのプレー。それが面白いのかもしれないが、少し現実離れしている内容。
比べて、あひるの空はなんとなく現実的で、車谷空と同じ練習をすれば、同じプレーが出来そうな・・・登場人物に関してもみんながエリートでもなく、努力してバスケを好きになり上手くなっていく。どこかで本当にありそうなストーリー。
そんな世界観が、すごくストレートに入ってきます。
だから、好きです。
あひるの空アニメ化決定
あひるの空アニメ化決定
調べてみると、今年の2月(2018年2月)に決定、発表があったようです。
公式サイトと公式Twitterも開設されていますのでチェックしたいところです。
今まで何度かアニメ化の話は合ったみたいです。しかし、製作側の案として「最終的に車谷空がNBA選手に」などという設定があったりと、作者の日向武史さんが思う「あひるの空」にならないので現実していなかった様です。
そんな中でアニメ化が決定したことについて、私が思う事は、やはり作者である日向武史さんのイメージする作品になる事、それがおそらく「あひるの空」ファンのほとんどが思っている、現実にありそうな世界観を再現してもらえることを期待しています。
最後に
漫画をアニメ化すること、とても難しいと思います。
特に原作を読んでことのある作品がアニメ化されて時、その原作を読んだ人の数だけその作品のイメージがあるはず。主人公の声のイメージや、色、世界観・・・
「あひるの空」のアニメ化、とても楽しみにしています。
そして、新たに、『あひる世代』の選手と言われるくらい、バスケットボールを始めてくれる子供たちが増える事を期待しています。そうなれば、バスケの未来は明るいです!
今現在、いつ頃から?どの局で放送する?といった情報はありませんが
バスケ好きには
ぜひアニメ放送が始まる前に
『あひるの空』一読してもらいたい作品です。