塩谷立、世耕弘成両氏に対し党則に基づく離党勧告処分
今、世間を騒がしている自民党の裏金疑惑がある議員の方々。
そんな、渦中の自民党「塩谷氏」「世耕氏」に対して、
岸田首相、麻生副総裁、茂木幹事長らが会談して【離党勧告】の処分を科すことが決まったようです。
そこで、疑問「離党勧告処分」って、いったいどんな処分なのでしょか?
離党勧告とはどんな処分なの?
離党勧告とは、政党が自党の国会議員に対して、党から離れるように勧める処分です。
これは、議員が党の方針や規律に反する行動を取った場合、
あるいは何らかのスキャンダルや不祥事に関わった場合に行われることが一般的です。
離党勧告は、党からの完全な除名(党籍剥奪)よりも一歩手前の措置と捉えられます。
この処分が行われるプロセスは以下のように進みます:
- 問題行動: 議員が不適切な行動やスキャンダルに関わった、あるいは党の方針に大きく反する行為をしたことが明らかになります。
- 内部調査: 党は事実関係を調査し、該当議員に対する聴取を行うことがあります。
- 離党勧告の決定: 党の執行部や倫理委員会など、適切な内部機関が集まり、議員に対する離党勧告を決定します。
- 実行: 離党勧告が正式に議員に伝えられ、公表されます。議員はこの勧告に従って離党するか、あるいは勧告に抵抗して党に留まる選択をすることがあります。
離党勧告を受けた議員は、しばしば党内での立場が不安定になり、党からの支持やリソースを失うことになります。
そのため、実際には離党勧告を受けた議員が党を離れることが多いです。
ただし、この処分が行われる具体的な条件やプロセスは、所属する政党によって異なり、党の規約や内部規則に基づいています。
離党した後、議員は無所属で活動を続けるか、別の政党に加わるか、あるいは政界を引退するなどの選択を迫られます。離党勧告は議員個人のキャリアに大きな影響を及ぼす重大な処分であり、党としてもこのような措置を軽々しく行うことは少ないです。